Sensistor® XRS9012
Locate Leaks Loud and Clear
Product configurator
Gemini™ MxG5xx
Sensistor XRS9012 水素リークディテクタは、通信ケーブルや給水管等のユーティリティー・サービスのリーク検出に最適な、高速かつ信頼性が高い堅牢なディテクタです。Sensistor XRS9012 は、スマートかつ人間工学に基づいてデザインされた苛酷な使用にも耐えうるパッケージにより、高感度で柔軟性のあるリーク検出システムを提供します。トレーサガスとして安価なフォーミングガス（5% 水素および 95% 窒素）を利用するユニークな方式がユーザーフレンドリーな技術、低コスト、そして最低限のサービス要件などの特徴と統合され卓越した検出性能を提供します。
マイナー・メジャーのリーク双方の検出を可能とするため、Sensistor XRS9012 は、いかなる検出環境に対しても即座に適応できる感度調節機能を備えています。プローブチップに搭載された電子センサーは、トレーサガスに即座に反応します。またこのセンサーは水素ガスに対し高い感度を有しています。さらに、次の測定を即座に実施可能とするため、測定後の復帰も非常に早いです。
機能
- 迅速な起動とアイドリング時の自動停止
- 最小限のメンテナンス
- 調節可能な感度
- イヤホン含む
- 高耐久性パッド入りナイロン製キャリングケースで保護（ショルダー・ストラップとウエスト・ベルト付）
利点
- 直感的で使いやすい
- 防水機能とアルミ製ケースにより、過酷な環境における作業が可能
- 長い使用可能時間（13 時間）により、充電なしで終日の作業が可能
- 作業者が使いやすいよう、軽量かつ人間工学に基づいたデザインを採用
- 誤検知なしで迅速な作業を可能にする高感度センサー
- 様々なアクセサリーを使用することで、各種のリーク位置特定が可能
- 可動部品がなく、ほとんどメンテナンスフリー
標準的なアプリケーション
- 加圧通信ケーブル（埋設またはダクト）
- あらゆるタイプの給水管
- ガス・パイプライン
- ガス・ステーション
- 加熱システム
- 光ファイバー・ダクト
- ガス充填式電力ケーブル
仕様
| 感度 | 0.7 ppm H2 in air |
| 応答時間 | < 1 s |
| 電池容量 | 13 h at 20°C (68°F) 6 h at -20°C (-4°F) |
| 保護 | Waterproof (IP55) |
| 590-012 | Sensistor XRS9012, Hydrogen Leak Detector |
| Part Number | Description |
| 590-080 | Hand Probe Extension P12 |
| 590-040 | Surface Probe 8612 (incl. charger) |
| 590-020 | Ground Probe 8212 |
| Part Number | Description |
| 590-161 | C21 Probe Cable, 3m (for Hand Probe P60, P60 Flex, P50, P50 Flex, H50, H51 and H21) |
| 590-175 | C21 Probe Cable, 6m (for Hand Probe P60, P60 Flex, P50, P50 Flex, H50, H51 and H21) |
| 590-165 | C21 Probe Cable, 9m (for Hand Probe P60, P60 Flex, P50, P50 Flex, H50, H51 and H21) |
| 590-200 | Hand Probe H21 |
| 591-294 | Battery (3 pcs needed for complete charge) |
| 591-300 | Battery Charger |
| 591-361 | Charger cable for car, 12V |
| 591-443 | Earphone |
| 591-304 | Carrying Case, for Sensistor XRS9012 Hyrogen Leak Detector |
ダウンロード
真空法、スニファー法、蓄積法に対応したラインナップがあります。 測定対象や検出したいガス（ヘリウム、水素、各種冷媒ガスなど）に合わせてご選定ください。
内部校正は、リークディテクタに搭載された内部校正器を使用してリークディテクタを校正します。 外部校正は、外部校正器やマスターワークなどを使用してリークディテクタを校正します。
リークディテクタ起動から20分以上経過してからの校正を推奨しています。
測定環境の変化に対応する上では、リークディテクタ校正の頻度は高いほうが望ましいです。 定期的に校正を要求するメッセージを表示させることもできます。
リークディテクタ本体のみの校正は行っておりません。 校正された校正器をご用意いただき、使用環境において校正を実施いただくことを推奨しております。
製品によって異なりますが、1年に1回の定期メンテナンス実施を推奨しています。
・Pa m3/s：SI単位、日本工業規格（JIS）に規定されています。
・atm cc/s：非SI単位、大気圧における1秒当たりのリーク量（cc)であり、イメージしやすい単位です。（1 atm cc/s≒0.1031 Pa m3/s）
・mbar l/s：欧州圏で使用されている単位です。（1 mbar l/s = 0.1 Pa m3/s）
・g/a：主に冷媒ガスの測定に使用され、1年間のリークするガスの重量（g）です。
Extrima防爆認証水素リークディテクタは、Zone 0（Division 1に相当）に対応しています。
検出の感度の違いを表しており、GROSS < FINE < ULTRA の順で感度が高くなります。 感度が高くなることで微少なリークを検出できるようになりますが、高い真空が必要になります。
Standard cc/sの略称であり、標準状態における1分当たりの量（cc）を表しています。
E3000は、質量ガス分析計を搭載しており、原子質量単位2～200amuのガスを任意に測定できます。 HLD6000は、赤外線センサーを搭載しており、使用するプローブに応じてハロゲンベースの冷媒ガス、CO2、R600a/R290をそれぞれ測定できます。
P3000(XL)、XL3000flex共に、高流量モード（3000sccm）に対応しています。 P3000(XL)はヘリウム専用ですが、XL3000flexはヘリウムと水素を検出できます。
大気圧チャンバを使用したヘリウムリーク検査です。 水没試験や圧力変化法によるリーク検査からの置き換えを期待できます。